
2010年06月08日
ニーニー
皆さん御心配おかけしました。
ごめんなさい
沢山の方から励ましの言葉を頂き
本当に嬉しかったです。
今日は「ニーニー」につて書きたいと思います。

ニーニーは、2年前、兄妹3匹で捕獲された子でした。
3匹とも酷い疥癬でした。
そして、仔犬とは思えない位、人間に対し
怯える子達でした。

疥癬が完治するまで3か月近くかかりました。
3兄弟、頑張って治療に耐えてくれました。
多分、一番嫌だったのはお風呂だったかな?

「んだ・・お風呂は嫌いじゃ
」
疥癬が治った頃には、だいぶ人間にも慣れてきて
傍に来てくれるようになりました。
白い子(タラオ改めチョコ)は
優しい家族の元へ婿入りしました。
何度か会いに行きましたが
とても幸せそうな顔をしていました。

残ったニーニー&みよちゃんは何度か譲渡会に
参加しましたが、納得出来る方に出会えず
居残りでした。
「もう譲渡しなくてもいいかな・・・
ウチの子にしちゃおうかな」
私はそう思うようになりました。
そして時は過ぎ、今年の3月。
ある方の紹介で、ニーニーは婿入りする事に・・・。
「最後まで大事にします」
私はその言葉を信じていました。
「ニーニー、良かったね。
幸せになれるよ。
・・・でもいつでも帰ってきていいからね」
ニーニーは新しい家族の元へ行ってしまいました。
「ニーニー元気かな・・・」
いつもいつも、ニーニーの事が気になりました。
けれど
きっと、散歩を楽しんでるはず
きっと、美味しいご飯を一杯食べてるはず
きっと、たくさんの愛情をもらって笑顔なはず
きっときっと、幸せいっぱいのはず・・・
そう自分に言い聞かせていました。
でも、ニーニーは帰ってきました。
半身不随で、骨と皮だけの姿で・・・。
20kgあった体重は半分になっていました。
譲渡をしたその日に脱走したニーニーは
10日後、沼にハマっている所を発見されました。
その時はすでに足が動かない状態で・・・。
病院に連れて行ってもらえなかったニーニーは
どんどん衰弱していき、ご飯を食べなくなったそうです。
ニーニーは、2カ月近くの間、病院につれて行ってもらえず
痛みに耐えていたのです。
「全然なつかないし、威嚇するとよな~」
そう言って、ニーニーを戻しに来た元飼い主。
殺してやろうかと思いました。
トラックの荷台に乗せられて帰って来たニーニー。
元飼い主が近づくと
牙をむき出し、「ウー」と威嚇しました。
「ニーニーっ!!!」
私が名前を叫び、近づこうとした瞬間・・・
今まで聞いたことないような鳴き声をあげ
立てないはずの、骨と皮だけになった衰弱しきった体で
一生懸命、私の傍に来てくれました。
「ごめんね、ごめんね、
ニーニー、ごめんね・・・」
泣きじゃくりながらニーニーを抱きしめると
ニーニーは、私の顔をペロペロなめてくれました。
私が流す涙をなめてくれました。
ニーニーは、もっと辛いのに・・・。
そのまま、病院へ直行しました。
診断結果は、股関節脱臼と脊髄損傷でした。
外れた股関節は、ガッチリ固まっていて
そのまま、緊急手術を行うことになりました。
元に戻る可能性は低いけれど
せめて、痛みだけでも取ってあげたい・・・。
ごめんね、ニーニー・・・。
大手術を無事に乗り越えてくれたニーニー。
今はまだ、ニーニーの写真を載せる事が出来ません。
(あまりにも、痛々しい姿なので・・・)
ニーニーが元気になったら、必ずアップします。
今のニーニーは、まるで仔犬みたいです。
私の姿が見えなくなると
「きゅーんきゅーん」
と鳴いています。
「ニーニー!!」
と呼ぶと一生懸命体を支えながら来てくれます。
鼻先を押しつけて
「撫でて撫でてっ」
と甘えてくれます。
ニーニーをこんな姿にしてしまったのは私の責任です。
私が、ちゃんと様子を見に行っていれば・・・。
「大丈夫です」という元飼い主の言葉を
信じなければ・・・。
私の怠慢が招いた結果です。
一生をかけて償っていかなければならない罪です。

これからゆっくり、リハビリをしながら
ニーニーが幸せを感じてくれるように
一緒に生きていきたいと思います。
ごめんなさい

沢山の方から励ましの言葉を頂き
本当に嬉しかったです。
今日は「ニーニー」につて書きたいと思います。
ニーニーは、2年前、兄妹3匹で捕獲された子でした。
3匹とも酷い疥癬でした。
そして、仔犬とは思えない位、人間に対し
怯える子達でした。
疥癬が完治するまで3か月近くかかりました。
3兄弟、頑張って治療に耐えてくれました。
多分、一番嫌だったのはお風呂だったかな?
「んだ・・お風呂は嫌いじゃ

疥癬が治った頃には、だいぶ人間にも慣れてきて
傍に来てくれるようになりました。
白い子(タラオ改めチョコ)は
優しい家族の元へ婿入りしました。
何度か会いに行きましたが
とても幸せそうな顔をしていました。
残ったニーニー&みよちゃんは何度か譲渡会に
参加しましたが、納得出来る方に出会えず
居残りでした。
「もう譲渡しなくてもいいかな・・・
ウチの子にしちゃおうかな」
私はそう思うようになりました。
そして時は過ぎ、今年の3月。
ある方の紹介で、ニーニーは婿入りする事に・・・。
「最後まで大事にします」
私はその言葉を信じていました。
「ニーニー、良かったね。
幸せになれるよ。
・・・でもいつでも帰ってきていいからね」
ニーニーは新しい家族の元へ行ってしまいました。
「ニーニー元気かな・・・」
いつもいつも、ニーニーの事が気になりました。
けれど
きっと、散歩を楽しんでるはず
きっと、美味しいご飯を一杯食べてるはず
きっと、たくさんの愛情をもらって笑顔なはず
きっときっと、幸せいっぱいのはず・・・
そう自分に言い聞かせていました。
でも、ニーニーは帰ってきました。
半身不随で、骨と皮だけの姿で・・・。
20kgあった体重は半分になっていました。
譲渡をしたその日に脱走したニーニーは
10日後、沼にハマっている所を発見されました。
その時はすでに足が動かない状態で・・・。
病院に連れて行ってもらえなかったニーニーは
どんどん衰弱していき、ご飯を食べなくなったそうです。
ニーニーは、2カ月近くの間、病院につれて行ってもらえず
痛みに耐えていたのです。
「全然なつかないし、威嚇するとよな~」
そう言って、ニーニーを戻しに来た元飼い主。
殺してやろうかと思いました。
トラックの荷台に乗せられて帰って来たニーニー。
元飼い主が近づくと
牙をむき出し、「ウー」と威嚇しました。
「ニーニーっ!!!」
私が名前を叫び、近づこうとした瞬間・・・
今まで聞いたことないような鳴き声をあげ
立てないはずの、骨と皮だけになった衰弱しきった体で
一生懸命、私の傍に来てくれました。
「ごめんね、ごめんね、
ニーニー、ごめんね・・・」
泣きじゃくりながらニーニーを抱きしめると
ニーニーは、私の顔をペロペロなめてくれました。
私が流す涙をなめてくれました。
ニーニーは、もっと辛いのに・・・。
そのまま、病院へ直行しました。
診断結果は、股関節脱臼と脊髄損傷でした。
外れた股関節は、ガッチリ固まっていて
そのまま、緊急手術を行うことになりました。
元に戻る可能性は低いけれど
せめて、痛みだけでも取ってあげたい・・・。
ごめんね、ニーニー・・・。
大手術を無事に乗り越えてくれたニーニー。
今はまだ、ニーニーの写真を載せる事が出来ません。
(あまりにも、痛々しい姿なので・・・)
ニーニーが元気になったら、必ずアップします。
今のニーニーは、まるで仔犬みたいです。
私の姿が見えなくなると
「きゅーんきゅーん」
と鳴いています。
「ニーニー!!」
と呼ぶと一生懸命体を支えながら来てくれます。
鼻先を押しつけて
「撫でて撫でてっ」
と甘えてくれます。
ニーニーをこんな姿にしてしまったのは私の責任です。
私が、ちゃんと様子を見に行っていれば・・・。
「大丈夫です」という元飼い主の言葉を
信じなければ・・・。
私の怠慢が招いた結果です。
一生をかけて償っていかなければならない罪です。
これからゆっくり、リハビリをしながら
ニーニーが幸せを感じてくれるように
一緒に生きていきたいと思います。
Posted by ♥ぐらぶぅ♥ at
15:32
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