› ブルのいびき★ANIMAL BOND › 2010年05月07日

スポンサーリンク


上記の広告は一定期間更新のないブログに表示されます。新しい記事を書く事で広告が消す事ができます。

  

Posted by みやchan運営事務局 at

2010年05月07日

否定された命




友人から、泣きながら電話があった。

「あるブログにね、ひどい事が書いてあったと。

 老犬や病気の子を救うのは間違ってるって

 内容がかいてあったとよ。

 私は、真っ先にアンタの事が頭に浮かんでさ。

 それで、ゴル爺とシバ爺の顔が次々に浮かんできて

 悔しくて、悲しくて涙がとまらんとよ・・・

 老犬だって、病気の子だって命やろ?

 大切な命じゃないと?

 命って、区別される物やとや!!」

 

 

 「なんじゃそりゃ・・・」

 

 それ以上の言葉は出てこなかった。

 そして、しばらく二人で泣いた。

 「アンタの言うとおりよ。

  みんな大切な命やが。

  大丈夫やかい気にしなんな。」


 そう友人に伝えるのが精いっぱいだった。



 何故、そうゆう考えをブログで発言したのか

 それは皆目見当が付かない。

 誰に対して言いたかったのかも

 分からない。

 けれど、その発言が私の友人を深く傷つけたのは
 
 間違いない。

 

 何より、老犬や病気の子に対しての

 侮辱であり、蔑みではないのだろうか。



 助けたい命は、人それぞれだと思う。

 仔犬を助けたい。

 純血種の子を助けたい。

 老犬を助けたい。

 病気の子を助けたい。


 私は、どれも間違っていないと思う。

 
 動物愛護に携わる人は

 救う事の出来る命よりも

 救えない命が圧倒的に多い事の現状に苦悩し

 救えなかった命に対して許しを請い

 時には心が折れそうになりながらも

 前を向いて愛護活動を行っている。

 私には、そんな人達を否定する事は出来ない。


 自分の考えを持つ事は大切だけれど

 それを表に出して発言することは

 同時に、傷つく人がいるかもしれない。

 その事を、もっと深く考えるべきではないだろうか。

  
 
 
 私は、自分に文句を言われたり

 罵倒されるのは、全く気にしない。

 けれど、私の家族や友人、仲間を傷付けたり

 動物達の命を区別するような人間は

 絶対に許せない。

 




 風を感じ、太陽の光の下で生きていく事を

 否定される命なんて一つもない。






 
 

   


Posted by ♥ぐらぶぅ♥ at 00:56Comments(14)